こんにちは!院長の山崎です

今回は【勇気】の話をします。【勇気】というと、怖いことにチャレンジする勢い?みたいなイメージがありますが、アドラー心理学では『困難を克服する活力』を【勇気】と意味付けしています。『困難を克服する…』というのも仰々しくてなんとなく分かりづらいのでここでは

『前向きに取り組む気持ち』としますね。

ひとは疲れていると、こころに余裕が無くなり

なぜか人に突っかかる言い方になったり、

愚痴や文句が多くなり、不機嫌オーラを放ちます。

自分の疲れを誰かに分かってほしい、ねぎらってほしい。頑張っていることを認めてほしい。

無意識にそんな気持ちを抱えていたりするわけですが、

でもそれは『八つ当たり・お門違い』ってやつです(^_^;)

自分の疲れは、相手には関係ないことですから…

あ、ごめんなさい。自業自得でしょ!と責めているわけではないのですよ!

本人の疲れ具合は本人にしか分からないものだから、休んだほうがいいかどうか決断して実行するかは本人しだい。

本当はヘトヘトなのに、無理して頑張るとキャパオーバーでしんどいですよね。

よく《わが身を削って…》と言われるけど、まさにソレで、その頑張りは、誰のための頑張りだったか?

そこが問題です。もし、子どものため、夫のため、友人のため、上司のため(他人のため)だったとしたら?

じつはそれが疲れちゃう原因なんです。

人は、自分のためなら疲れないけど、他人のためだと疲れちゃうイキモノなんですよ。

みんなのこころの中に必ずひとつグラスがあって、そこのグラスにどれくらいのエネルギーが満たされているか?意識してみてください。

そしてそのエネルギーは何処からか注がれるものではなくて、自分のグラスの底から溢れてくるものです。

そのエネルギーこそ『ものごとに前向きに取り組む気持ち』であり、【勇気】です

じゃあそのグラスはどうやったら満たされるのか?というと、それは自分への愛です。

疲れたら休む。

無理しない。

嫌なら断る。

好きなことをする。

そうやって自分を大切にすることで、勇気のグラスは満たされ、溢れ出し、自然と人にも注いであげられるようになります

逆に【勇気】のグラスが空の人は、不機嫌オーラを放ったり愚痴ったりして他人からエネルギーを奪う。でも【勇気】は奪っても自分のグラスは満たされないものなのです。

人を喜ばせたい、人を幸せにする人になりたい、それならまず先に自分が喜ぶことをすればいいんです。

自己犠牲は幸せになれないし、他人のことも幸せにはできませんよ〜!

疲れたなと思ったら休む、マッサージを受ける(ゆらうみに来る)

ね☆そうしましょう〜