こんにちはー!院長の山﨑です

昨日はお休みで、息子の週一回のダンス教室の日でした

じつはダンスは好きだけど、まだ習い事に行くことに気が乗らない息子くん

しかもゴールデンウイークからの体調不良もあって

教室に着いてからもグズグズ、グズグズ…

私にまとわりついて離れようとしないので、無理やり引きはがし外に出たら、泣きながら裸足で追いかけてくる始末で…

そんな姿にイライラしてしまいました

それでつい『恥ずかしいよ?ほら、小さい子でも一人でいるでしょ?もう!ちゃんとしてよ!』と言ってしまったんですね

先生からも『こらー、誰だ甘えん坊はー』と言われていて、ここは私が無理にでも外に出なきゃ!と思って泣いてる息子を教室に残し飛び出して来ました

でも離れたあとに残るモヤモヤした嫌〜な気持ち。

この気持ちは何なんでしょう…

一人になってよく考えてみることにしました

モヤモヤイライラには必ず一次感情という隠されたホンネが潜んでいます

不安・落胆・恐怖・悲しみ・心配・などです

紐解いてみると見えてきたのは

甘えん坊でいると小学生になったときに自立してなくて困るんじゃないか?という心配でした

いつもお母さんの影に隠れているようじゃダメだと思っていたんです

そういう時は、まず自分自身でその感情をしっかり感じて受け入れます

『みんなが出来ていることが自分の子どもに出来ていないと心配なんだね。こんなに甘えん坊じゃダメだと思っているんだね』という風に。

そうしてもう一つ大事なのがその日の自分の体調。

寝不足じゃなかったか?

疲れてるんじゃないか?

痛いところがあるんじゃないか?

もし体調が優れないのであれば、それを取ることが先決です

からだのしんどさは心に影響します

それから、人はつい出来てないところに注目してしまいがちですが、あえて当たり前に出来ているところを探してみてください

例えば『生きている』ということ

この当たり前だと思っているところこそ、じつは当たり前じゃないんです

『目が見えている、歩いている、耳が聞こえている』

『朝ちゃんと起きた、ご飯を食べた』

『嫌がってたけど家を出た、ダンス教室に入った』

これだけでもたくさんの【出来た】があったはずです

そこに注目していくよう心がけてみましょう

なぜなら子どもは、親からの注目を得るため、無意識に注目されたことを成功体験としておぼえ、それを繰り返す傾向にあるからです

善悪の区別なく、です

だから、『なんでいつも〇〇なの!?』と決めつけて叱りだすと、〇〇を繰り返して親からの注目を得ようとしてしまうのです

【甘えん坊】と言われることを気にすれば気にするほど、子どもは甘えてきます

でも甘えん坊=カッコ悪いと思っていたのは私の主観であり、誰もその事を咎めたわけではありません

ただひたすらに自分が勝手にそう思っていただけなんです

甘えん坊=お母さんが大好き=不安な気持ちがあるから一番安心できるお母さんから離れたくない。

そこまで分析できれば、息子の行動を愛おしく思えますね

今日のポイント!

●イライラしているときは体調不良のとき

体調を整えることでイライラは減る

●イライラには一次感情がある

不安・心配・落胆・恐怖・悲しみのどれに当たるか探ってみよう

●自分の正直な気持ちを否定せずに寄り添い感じ切る

●出来ていないことに注目するのではなく、当たり前の中にある出来ていることに注目する

でした

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