こんにちは ゆらうみこころとからだの鍼灸院 清水です。

今日は妊娠によって引き起こされる症状”つわり”についてお話していこうと思います。

そもそもつわりとは…

食べることができないつわり と 空腹からおこる食べづわり の2種類があります。

 

食べることができないつわり

ほとんどの方がこのパターンでしょう。また、つわりといえば…こちらを想像する方が多いのではないでしょうか。

 

スーパーのお惣菜コーナーや飲食店の前を通った時に食べ物の香りがして気持ち悪くなる。

食べ物の匂いが気持ち悪いのでなにも食べられない。

香りに敏感になり、柔軟剤や香水、整髪料の香りでも胃がむかむかする。

自分の唾液も気持ち悪くてのみこめない。

無理やり食べても気持ち悪くてすぐ戻してしまう…といった症状が現れます。

 

なにも食べられないのでお腹の中の赤ちゃんに栄養が行かなくて育たないんじゃないかと心配になりますよね。

しかし、妊娠前に体に蓄えられた栄養でお腹の中の赤ちゃんは十分育つと考えられていますし、少ない量でも食べていれば問題ありません(^^)/

脱水症状には十分注意してください。舌が痺れた様にピリピリとする場合は口内に水を含み、数秒待ってから吐き出すことで改善します。

 

もうひとつは空腹からおこる食べづわり

 

なにか口にしていないと落ち着かない、気持ち悪くなってくる。空腹感がつよすぎて吐く。

お腹がいっぱいなのに、気持ち悪くなるので無理やりなにか食べる(口に入れる)。

昨日まで食べられたものが急に食べられなくなった。

○○しか食べたくない。食べられなくなった。といった症状が現れます。

 

栄養を摂取できるので、食べることのできないつわりよりマシと勘違いされることもあるようです。しかし、食べすぎによる体重増加、妊娠糖尿病をはじめとする妊娠中毒症、虫歯のリスクが高まるので注意が必要です。

なにか食べたくなった時はカロリーの低いもの(果物・ゼリー・小魚など)を摂るといいでしょう。また、ハーブティーや炭酸水で食欲を抑えるのも効果的です。